自由と規律
ある番組のリサーチの一環でサルバドールダリのインタビューを翻訳したことがあった。ありとあらゆる質問に対してシュールレアリスムの作家サルバドールダリが生み出す回答は、徹頭徹尾わけのわからないものだった。大きなキャンバスを縦横無尽に飛び回る筆跡と同様に彼が生み出す言葉は、意味を...
日本人と英語
オモロイです。施光恒さんの記事が特に面白いです。ブレグジットや黄色いベスト運動、アメリカファーストなどの現象を多国籍企業中心主義化に対する反発とみなし、世界の潮流はグローバル化とは真逆の方向に向かっているといっています。ヨーロッパから50年遅れの外国人労働者受け入れや英語教...
亀倉雄策と松永真 (2015年)
まず佐野研二郎氏の一連のオリンピックのエンブレムの報道について述べておきたい。 初めてエンブレムを見た時私は、その色と形に込められたコンセプトにとても関心していた。ただ、世の中は、彼のプロフェッショナリズムに対して異を唱えた。彼のエンブレムデザインがどんなに優れていたとして...
Journey to the future moon
一枚の絵がここにある。未来の月を描いたものだ。色とりどりの姿形をした生き物たちが月の基地を行き交っている。スライム状の体に甲殻状の手足が生えた生き物の親子連れ、二足歩行の哺乳類のように見えて、表面はサファイヤのように緑色に輝いている生き物の彼は、ウィンドーショッピングをして...
Peace Bird
最近、YouTube作品を撮影しようと試みたものの失敗。 その前後でウクライナからメッセージを頂き、今までの生き方や企画について考え直すきっかけになった。 昨日、自分で初めてオリジナルステッカーというものをキンコーズで作成。...
キヨミ
(この文章は、フィクションです。) いつも通う喫茶店でいつも通りコーヒーを飲んでしばらくパソコンで読み書きをしたあと、お会計をした。代金は、420円だったが、小銭が足りなかった。 その喫茶店は、創業68年の純喫茶と言われるタイプの場所で、スマホ決済もできなかった。駅のそばに...