
Gregory
本能に身をゆだね、トレイルへ行こう。 清らかな水の音に耳をすまし、今まで 見たことのない光景に目を見張る。 緑豊かな深い森の中で、それまでいた都会の音がかすかに耳から抜けていく。 そして、だんだんと無音の森に五感が慣れてくる。 ...


Don Quijote and Allegory of the cave
Painting by UTA It is a work depicting the space between the world of imagination and the real world. The world of imagination is spread...
2019年の始まりに思うこと。
年末年始、本気で遊ぶ甥と姪に接しました。一緒に遊ぶことでエネルギーを沢山もらいました。僕は、今年34歳になりますが、「成熟」とか「洗練」とかいう言葉は、しばらくは無縁でいたいです。幼い頃の僕にとって34歳は、立派な大人で何かをやり遂げるための準備が全てできているような人間を...
Mount Fuji
Today I went out with a Swiss man who married with Japanese woman. He wanted buy a wood print of Mount Fuji. Since then I have been...

古美術商人
Painted by Picasso マモルとレイコは、南方にある健やかな島国、マラガで慎ましく生活をしていた。マモルは、レストランで働き、妊婦のレイコは、家で働いていた。マモルは、家で絵を描くのが好きだったが、それは一個人の趣味の範囲にしかすぎなかった。アートが盛んなこの...


”I can't beat it.” manchester by the sea
”I can't beat it.” 厳しい潮流に逆らうかのように海辺の町でただひたすらもがき続ける主人公がいる。主人公の経験と悲しみは、安易に想像できない。父の死をあっけらかんと乗り越えて充実した生活を送る甥っ子との対話がある。傷ついた主人公と甥の二人を乗せたボートは、た...


カズオ・イシグロさん
10年前、「日の名残り」を読んでしんみりしている時にカズオイシグロさんに会えるかもしれない機会があった。もうちょっとで会って話せるとこだったけど、会ったところで何を僕は話せただろうか。作家は相手がどういう人物なのかを取材するために、対面する相手をリラックスさせる術を持ってい...

日英同盟
1886年10月、紀州沖でイギリス船籍のノルマントン号が沈没した。イギリス人の乗務員全員が脱出したのに対し、乗客の日本人23人全員が溺死した。日本人乗客の死亡の責任を船長は問われたが、イギリス領事による裁判は、被告を無罪とした。従者からニュースを聞いた明治天皇は、怒りと悔し...


亀倉雄策と松永真 (2015年)
まず佐野研二郎氏の一連のオリンピックのエンブレムの報道について述べておきたい。 初めてエンブレムを見た時私は、その色と形に込められたコンセプトにとても関心していた。ただ、世の中は、彼のプロフェッショナリズムに対して異を唱えた。彼のエンブレムデザインがどんなに優れていたとして...


母なる証明
「母なる証明」を観た。トジュンと母。いかれたエリート弁護士とその周りにいるキャバ嬢たち。トジュンの悪友と恋人。被害者の女の子と男達。母性愛を描いていると思いきや、韓国社会のヒエラルキーを性の視点で描いているようにも見える。そして、目の前で咽び泣く主人公に対し「泣くなよ」と言...