日本人と英語
オモロイです。施光恒さんの記事が特に面白いです。ブレグジットや黄色いベスト運動、アメリカファーストなどの現象を多国籍企業中心主義化に対する反発とみなし、世界の潮流はグローバル化とは真逆の方向に向かっているといっています。ヨーロッパから50年遅れの外国人労働者受け入れや英語教育強化を行なっている日本の状況を悲観的に捉え、各国の一般庶民が幸せになれるような国際秩序のあり方を模索するべきだと施さんは説いています。格差拡大や少子化など、問題が山積みの中で日本は一体どうなっていくのでしょうか。この人の話をきくとグローバル化はそういった問題をもっと助長する様な気がします。答えはありませんがこういう風にあらゆる問題を俯瞰して見ること、そして一個一個の事象とその関連性を見ていく事はこれからとても重要だと思いました。強者が弱者を助ける事が結果的にコミュニティを活性化させる秘訣だと僕は思っているのですが、現在のグローバル化は押し付けでしかないように思うのです。日本はその辺をうまく考慮して軌道修正していくべきだと思います。それが出来るのが後発者の特権なわけです。
2019年3月
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